高恫家の長女は(内心)最強毒舌少女でした。


不思議と涙がこぼれ落ちる..

拭ってもぬぐっても

次々と落ちる



でも、大切なことにきがついた

大切なのは

記憶じゃない

そんなことも見えなくなっていた



人には限界というものがある



記憶をずっと保つことなんて

不可能なんだ

少しずつ

記憶は抜けていく


でも、違う

覚えておかなきゃならないないのは

お兄ちゃんがいたという

存在だ