俺には 一人ずつ、息子と娘がいる。 俺はいつも危険と隣合わせの 組長として生きている だから、つい 跡継ぎにはしっかりしてほしくて 息子に厳しく 娘に優しく 娘は組を継げないから てきとーに好きな人生を 勝手にやってろって 自由に生きさせていけばいいって 思ってた それが利奈の為だと… でも、ある日ぱったりと かまってちゃんだった娘が 寄り添ってこなくなった…