この日は世界中の人がクリスマスで浮かれている。ここ日本でも浮かれてる人ばかりだ…

私「はぁ。寒い…」

白い煙が視界に入る。息をも白くなる寒さだ。

彼「ホンットに寒いね…おれ寒いの嫌いなんだよなぁ」

ライトアップの光で輝く街を私と彼は一緒に歩いていた。

私「そういえばあんたそうだったね。うちん家、こたつあるけど来る??」

私(彼ってばこたつの中に入るとなかなか出てこないんだよなぁ。まぁ、その姿が可愛いから誘ってるんだけど……)

彼「マジ!?行く行く!!よっしゃぁ」

私「結構、部屋汚いよ。それでもいいならだけど・・・」

彼「ぜんっぜんOK。早く行こうぜー!さすがにもう、無理だ…寒い゙」

私「はいはい。じゃタクシー拾お」

数分後

私「着いたよ」

彼「おう!」

タクシーから降り、マンションの中に入っていく。エスカレーターに乗ってボタンを押した。すると彼は後ろから抱きついた。

私「どうしたの?急に」

彼「いや、なんかこうしたくなった」

私(可愛いすぎかっ!!)

彼「このままでいい?」

私「ん゙〜!!もう!!甘えモード弱いの知ってるくせにー゙!!」

彼「フフっ!じゃあ、着くまでこのまま…」

私「あっ。着いた」

エスカレーターの音がなり、彼は悔しいな顔をしていた。

彼「えー!つまんねーの」

彼はふてくされたように笑った。

私「残念でした!さ!降りるよ」

玄関の前まできて、鍵をあけて私たちは中に入っていった。