「結城くん、もうバスケやってないんじゃ...?」
「いや、琉李は相当なバスケ好きだよ。年中無休でバスケし「...うるさい。勉強しないならもう寝るよ」
結城くんは玲くんの言葉を遮り、バツが悪そうな顔をする。
「あー、ごめんって。ねぇ、だからここ教えて?」
机に突っ伏して今にも寝てしまいそうな結城くんの肩を、慌てて揺する玲くん。
さっきなんて言おうとしたのか気になるけど、それ以上に2人の仲の良さに思わず笑みがこぼれる。
「なに?」
私が笑っているのに気づいたのか、2人揃って怪訝そうな顔をする。
「ううん!なんでもないよ。ただ、仲いいなーって!」
「でしょ?琉李、俺にゾッコンだから」
「仲良くないし、ゾッコンでもない。それより、帰らないなら座れば?」
「あ、そうだよ。希望ちゃん、辞書探しに来たんでしょ?勉強しに来たんじゃないの?」

