「よ、妖精かな?それかほら、幻じゃない?奈々ちゃん疲れてるんだよきっと。寝た方がいいよ、うん」
無理やりベッドに寝かせようとするが、従ってくれない奈々ちゃん。
玲くんはと言うと、助けるどころか笑っている。
「へぇ、のんのくせに私を騙そうとするなんていい度胸じゃない」
「え、えっと何のことだろう...。ほら、結城くん早く逃げて」
必死に結城くんに訴えるが、動こうとしてくれない。
「あ、やっぱり。結城なんだ?髪の色が違うだけで俯いた時の雰囲気とか似てるし」
「ゆ、結城くん?違うよ!なんで結城くんが出てくるの?!」
「いや...、希望ちゃん今...、自分で言ってたし...」
隣のベッドに転げながら大笑いする玲くん。
う、裏切り者!
「のんが私に嘘つこうなんて100万年早いわよ。てか、2人で球技大会抜け出したんだから、普通に考えて結城よね」

