それはそうと…あぁ、確かに!図書室から屋上はよく見えるかも!と納得しながら頷く。
だから、あんなに急いできてくれてたのか!
その嬉しさにニヤけそうになる頬を手で抑えようと再び視線を地面に向けた時、あることに気づく。
ちょっと待って…。
ってことは、もしかして愛菜ちゃん達の言ってたこと結城くんに聞こえてたかな?
もし聞こえてたんだとしたら、結構ひどい悪口とか言ってたしショックだったんじゃ…
そんなの嫌だよ…。
別に私がひどいことを言われたわけじゃないのに、私が泣きそうになるのはおかしい。
そう分かってるのに、結城くんをまた傷つけてしまったのではないかと思うと胸がぎゅっとなる。
泣きそうになるのを耐えながら、結城くんに視線を向けるとパチッと目と目が合う。
「だからさっきからなんなの。その上目遣い。可愛すぎるから本当にやめて欲しいんだけど」
「え、かっ…かわっ?!」

