の、希望…!?
普段呼ばれていない呼び方にドキドキしてしまう。
そんなドキドキを加速させるかのようにフワッといい香りが鼻につき、ギュッと少し強く抱きしめられた。
さらに、結城くんの大きな手で頭を優しくポンポンしてくれる。
「ゆ、ゆゆ結城くん…っ?!?!」
普段はあまりスキンシップをとりたがらない結城くん。
そんな結城くんにこんなことされたら大パニックで涙なんか吹き飛んでいく。
もしかして私が泣きそうだったのに気づいてくれたのかな?
「…え?結城って…?あなたまさか…あの結城なの?」
「何度言ったらわかるの?だからこの子は俺しか見てないって言ってるじゃん。ていうか、この学校に他の結城がいるなら教えて欲しいんだけど」
「だって…その子が好きな結城はあんなに地味でメガネで…」
「嘘でしょ…」
「……かっこいい」

