「もう私、死んでもいい...」
「だめだよ。キミが死んじゃったら俺が一人になっちゃうでしょ」
「じゃあ、絶対絶対結城くんから離れない!一生離れないよ!」
「クスッ...うん。覚悟して……る」
結城くんの優しい笑顔につられて微笑むと、隣に座る結城くんの首が突然ガクンとうなだれた。
そして、一瞬のことに驚くまもなく糸が切れた人形のように突然頭が倒れてきた。
――コツン
倒れてきた結城くんの頭は、力なく私の膝に乗っかった。
「ゆ、ゆゆゆ結城くん?」
呼んでみるが、返答はない。
「…ハァ……ハァ」
聞こえてくるのは少し荒い呼吸だけで、だいぶ我慢していたのではないかと感じさせられる。
「結城くん?大丈夫?」
心配でもう1度声をかけてみるが、やっぱり顔を苦痛から耐えるように歪めるだけで、反応はない。

