ち、沈黙ですか...?
どうしよう。
絶対私のドキドキ聞こえてるよね?
恥ずかしい…と1人で顔を赤くさせていると、結城くんが沈黙を破った。
「...クシュン」
なに今の...?
今、結城くんくしゃみしたよね?
か、可愛い!!
て...、そうじゃなくて!
「結城くん大丈夫?!熱あるんでしょ?」
思い出して慌ててガバッと結城くんから離れる。
色々あって忘れてたけど、抱きしめてくれる結城くんはとても熱かった。
それに、私はコート来てるからそれほど寒くないけど、結城くんは急いで来てくれたのかワイシャツにブレザーだけで見てるこっちが寒い。
「...大丈夫だよ」
本人はそう言っているけど、結城くんの表情はすごくしんどそうで顔色も悪い。
「うそだよ!早く帰って休まなきゃ!はい、これ巻いて!!」

