身体は正直ねぇ...
クスッ...ボタン外すの下手すぎ。
慣れてないのがすぐわかる。
「へぇ、イケナイ事しちゃう?そういえば、俺たちってこういう事するの初めてだね。電気は消さなくていいの?」
できるだけ優しい声で言う。
すると、最後のワイシャツのボタンを外す彼女の手が止まった。
「あれ?やめちゃうの?あ…、自分で脱ごうか?」
「...なんで.....、なんでそんな余裕なの?今、私に襲われてるんだよ?これからすること、ちゃんと分かってる?」
「分かってるよ...。でも、俺は襲われるより、襲う方が好きなんだよね」
「きゃっ...」
くるっと半回転し、体制が逆になる。
あー、頭いたっ...。
頭痛に耐えながらも今度は、俺が上から栗花落を見下ろす。
「...る、るいくん?!」
呼び方が代わり、その表情から焦っているのが分かる。
でも、そんなのは知らない。
「今さぁ、彼女もいなくて困ってたんだよね?」

