いつの間にか、路地裏に入っていて人もいない。
いつもなら喜んでこの状態に喜んでいるところだが今日は違う。
目の前の結城くんが、本気で怒っているから...。
「さっきからなんなの。聞くなっていうのが言わないと伝わらないの?それとも、怒らせたいの?」
「......」
早口でまくし立てる結城くんに言葉が出ない。
「あのふたりと関わりたくないから、バイトって嘘ついたのが分からない?なんでそんなに2人が気に...「…つき…うそつき…。ゆ、結城くんはもかちゃんのこと好きだもん」
「は?」
なんの根拠もない発言。
ただの嫉妬から生まれた言葉。
結城くんは、その言葉にイライラした表情を見せた。

