もかちゃんだって、結城くんのこと名前で呼んでたもん。
なんて、嫌な気持ちで満たされていく...。
「...ううん。塾が同じだっただけだよ」
塾が一緒だっただけで、あんなに仲良くなるの?
ましてや、もかちゃんは年下だ。
そんな接点があるわけでもない。
分かってる...
自分でも彼女でもない私が、たかが名前で呼びあってるくらいで、ヤキモチなんか焼くのは間違ってるって...。
でも知りたいの...。
「もかちゃんと仲良んだね...。もかちゃん可愛いから、モテるんだろうなぁ。結城くんもそう思.....っ!?」
_____ドンッ
一瞬の事でよく分からなかったけど、背中冷たいものが当たり...
それが建物の壁だということにを理解するのに、それほど時間はかからなかった。
顔の横には結城くんの左手がある。

