玲くんに進められ、流されるように近くのベンチに座る。
ここなら結城くんも見ながら座れるし、まさにベストポジションだね!
うんうん!
「…この前さー、のんちゃんになんで俺が琉李に勉強して欲しいのか聞かれた時、なんて答えたか覚えてる?」
ベストポジションで結城くんがシュートを打っているところを眺めていると、思い出したかのように言った。
えっと、廊下で順位表見てる時だよね?
「うん。覚えてるよ?結城くんのこと親友だからほっとけないってやつだよね?」
「そうそう!あんなかっこつけたこと言ったけど、あれ…嘘なんだ」
「そうなんだ…って、えぇええ?!嘘なの?結城くんと仲良くないの?」
「あははっ、そうじゃなくて本当はほっとけないわけじゃなくて、ただの俺の自己満足なんだよねーってこと」
「え?」

