この間の電話の相手は玲くんだったのか!
「そしたらのんちゃんが怪我したって言ってたんだけど…まさか転んでだとは思わなかったから面白くて…ククッ」
「に、人間は二足歩行なんだから、転ぶ時は転ぶよ!」
「ははっ、何その論理的な主張。笑いすぎて事故りそう…。まぁ、なんであれ治ってそうでなによりだね」
「うん。結城くんには迷惑かけまくっちゃったけど…」
それでも、足の痛さなんて吹っ飛ぶくらい…ほんとに幸せな誕生日だったなぁ。
「へーきへーき。琉李自体あんまり気にしてなかったし!それより後ちょっとで着くけど…って、あ!」
「お、おわっ!?」
何かを見つけたのか、結構なスピードからいきなりブレーキをかけた。
そのため、私は走り出しと同様に鼻を思いっきり玲くんの背中に強打してしまった。

