どうやら私同様、結城くんのかっこよさにやられてしまったようだ。
私のお母さんが急に抱きついたから、さすがの結城くんも困ってる。
「ちょっとお母さん!結城くんが死んじゃったらどうするの?!離して!」
結城くんからお母さんを無理やり離す。
「なんだぁ。湊の友達かと思ったら、希望の友達なの?ごめんなさいね。ついテンションが上がっちゃって」
「あぁ。そうそう。希望の友達。俺は勉強教えて貰ってるだけ」
と、友達...。
なんで親子揃って友達と決めつけるのかが分からない。
「もうやめてねお母さん。こちら同じクラスの結城琉李くんだよ。ごめんね結城くん。こっちは私のお母さん」
「あら、お茶出てないじゃない。お出ししなきゃ」
「あ、いえ。そろそろ失礼するのでどうぞお構いなく」
「えー!もう帰っちゃうの?私もっと琉李くんと話したいのに」

