面白いから行くって...高校受験舐めたらあかん!
おねぇちゃんを敬えなくて、高校が受かるわけないやろ!
「そんな簡単に受かったら警察いらないんだよ!」
意味わからへん!と自分自身にツッコミたくなる衝動をグッと抑える。
「いや、意味わかんない。なんで高校受験で警察がいる、いらないになんの?てか、勉強するからどっか行って」
「うっ...」
正論で返されたの+(プラス)受験生に"勉強する"のワードを言われたら、もう何も反論できない。
それに、いくら弟とはいえ、これ以上邪魔しようなんて私でも思わない。
だからと言って結城くんから離れたくなく、ソファーの端で静かにクッションを抱いて座る。
「おぉ!すげー、なるほど。こんな問題分かるとか凄いっすね。すみません。こっちもいいっすか?」
2人の会話を聞いてみても、私には分からない公式しか聞こえない。
きょうだいなのに、学力の差に驚かされる。

