赤くなってるであろう顔で、あまりの恥ずかしさに口をぱくぱくさせていると...突然両手首を優しく掴まれ...
そのまま器用に結城くんは自分の首に私の腕を回した。
「ゆ、ゆゆゆ結城くん?!」
「ん?」
「ん?じゃ...「ごめん。お姫様抱っこじゃなくておんぶで我慢して?ほら、持ち上げるよ」
いや、お姫様抱っことかそういう問題じゃないって言うか...
「ま、ままま待っ...おわっ!?」
反論する暇も無く、ふわりと軽々持ち上げられた私の重い体。
「無理だよ。もう持ち上げちゃった」
「お、おおおろしてください」
恥ずかしすぎて慌てて体を少し話してジタバタするが、結城くんは下ろしてくれない。
「なんで?」
「なんでって...重いし、迷惑だし...結城くん潰れちゃったら困るもん。私、歩けるよ?」

