「もういい」
「あ、左様ですか。って、もしかして私のせいですか!?」
「なんでそう思うの?」
「なんでと言われましても...怒らせてしまったから?でしょうか」
きっと、私がうざいから買い物もろく出来なくて、一刻も早く帰りたいんだ。
ん?...ちょっと待てよ?
自分から言っておいて、これで"うん"なんて言われたらだいぶショック...。
「...違う。もう買ったからだよ」
自分で自分を追い詰めていると、呟くような声が耳に届いた。
「え?」
「なんでもない...。それより、雨降ってるんだけど」
最悪、とでも言うかのように、外に出た瞬間空を見上げた結城くん。
幸い外に出てすぐの所は、雨が当たらないようになっている。

