２人が小学校に上がってすぐ、夫婦は学校から呼び出しを受けました。


｢な、なんでしょうか…？｣

夫婦は少し怯えながら先生が口を開くのを待っていました。

すると、先生の口から夫婦をドン底に突き落とす言葉が…


｢実は…貴方方の息子さんが……イジメの主犯だと生徒から聞きました。｣


その瞬間、母は目の前が真っ暗になりました。

崩れ落ちる母を優しく抱きしめた父は先生に詳しい話を聞こうとしました。


｢せ、先生！なんでうちの子なんですか！？先生は実際に見たんですか！？｣

父は大変焦っていました。
何故イジメをしたのか？私たちの教育が間違っていたのか？

そんな事が頭の中でグルグルしていました。

その後も色々な話を聞いていくうちに、だんだん、自分が悪いんじゃない、息子が悪いのだと考えるようになりました。