虹色研究部 - ニジケン -

無言で頭の上のパイを取った深町先輩。

デロン、っとクリームが彼の顔を伝う。隙間から除く表情は……鬼そのものだ。


「……竹内。俺はお前を風紀委員に入れる為なら何でもするからな。退部する準備をしてろ」


怒りを通り越した彼の声は、不気味なほど静かだ。

そして深町先輩は、最後にキッ!っと國枝先輩を睨み付けると、校舎の方へズカズカと戻っていった。


「あー深町帰っちゃった。でも明日から当分楽しめそうだなー」


「國枝先輩! あれじゃ深町先輩が可哀想じゃないですか……」


そう抗議すると、國枝先輩はキョトンとする。