虹色研究部 - ニジケン -

「トミーも大丈夫? 私と一緒に居たらトミーまで……」


トミーと一緒に居られなくなるのは嫌だけど、トミーまで皆に避けられることになったらもっと嫌だ。


「私はそんな安い友達なんていらないのよ!」


玉子巻きを口に運ぶ彼女は、私を見ずにそう言い放つ。

……トミー。


「のーきっ!!」


「うわぁっ!!」


背後からいきなり現れた笑顔に驚いた私は、ベンチから思いっきり飛び上がった。


「く、國枝先輩? 驚かせないでくださいよ!」


お昼ご飯なのか、同じカレーパンの袋を二個も持った先輩は、私とトミーの間に無理やり座る。