「でも、どうして理事長と蘭先輩をお化け屋敷に?」
「燈がいきなり言い出したの。二人の為にお化け屋敷を作るから手伝ってくれって。仕上げは私達でやったけど、燈も六限目をサボってずっと釘を打ってたのよ」
和田先輩は嬉しそうに微笑みながら、ベニヤ板の壁をコンコンッと叩いた。
「何か考えがあるんですよ。部長はそういう方ですから」
滝口先輩はそう言うと、私と和田先輩に背を向けて、サッとマスクを被った。
「確かに燈に言われた事って、全てに意味がある様に思えるから不思議よね?」
和田先輩も、ゴソゴソと紙袋から白い布の様な物を取り出す。バンッと大きく広げたソレは、白装束だった。
「それに今日は、特別な日だしね」
「特別? 理事長と蘭先輩が久しぶりに会った事と別に、何かあるんですか?」
私の言葉に、彼女はコクンと大きく頷いた。
綺麗な桜色の唇が、フッと美しい弧を描く。
「実は今日、蘭の誕生日なの」
「誕生日ッ!?」
声を上げた私を見て、和田先輩はクスッと笑う。
「燈がいきなり言い出したの。二人の為にお化け屋敷を作るから手伝ってくれって。仕上げは私達でやったけど、燈も六限目をサボってずっと釘を打ってたのよ」
和田先輩は嬉しそうに微笑みながら、ベニヤ板の壁をコンコンッと叩いた。
「何か考えがあるんですよ。部長はそういう方ですから」
滝口先輩はそう言うと、私と和田先輩に背を向けて、サッとマスクを被った。
「確かに燈に言われた事って、全てに意味がある様に思えるから不思議よね?」
和田先輩も、ゴソゴソと紙袋から白い布の様な物を取り出す。バンッと大きく広げたソレは、白装束だった。
「それに今日は、特別な日だしね」
「特別? 理事長と蘭先輩が久しぶりに会った事と別に、何かあるんですか?」
私の言葉に、彼女はコクンと大きく頷いた。
綺麗な桜色の唇が、フッと美しい弧を描く。
「実は今日、蘭の誕生日なの」
「誕生日ッ!?」
声を上げた私を見て、和田先輩はクスッと笑う。
