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全校集会が終わった後も、國枝先輩と蘭先輩の様子が気になって仕方がなかった私は、放課後になると急いで部室に向かった。
コンクリートに隠れたスイッチを探すのも、すっかり手慣れてしまった。
「おはようございます!」
部室の扉を開けると、國枝先輩と蘭先輩の間に立つ、栗色のスーツを見つけた。
その後ろ姿が誰であるか察した私は、その場に凍り付く。
「あっ、乃季! おはよう」
國枝先輩は私を見て、安堵した様な笑みを浮かべた。
「おや、君は昼間の! 君もニジケンの部員だったんだね」
振り返ったその人――理事長は、嬉しそうに「こっちにおいで」と手招きする。
私は状況を飲み込めないままに、國枝先輩の隣のパイプ椅子に腰掛けた。
全校集会が終わった後も、國枝先輩と蘭先輩の様子が気になって仕方がなかった私は、放課後になると急いで部室に向かった。
コンクリートに隠れたスイッチを探すのも、すっかり手慣れてしまった。
「おはようございます!」
部室の扉を開けると、國枝先輩と蘭先輩の間に立つ、栗色のスーツを見つけた。
その後ろ姿が誰であるか察した私は、その場に凍り付く。
「あっ、乃季! おはよう」
國枝先輩は私を見て、安堵した様な笑みを浮かべた。
「おや、君は昼間の! 君もニジケンの部員だったんだね」
振り返ったその人――理事長は、嬉しそうに「こっちにおいで」と手招きする。
私は状況を飲み込めないままに、國枝先輩の隣のパイプ椅子に腰掛けた。
