正門にやってくると、高くそびえる外壁が全貌を現した。
格式の高さを象徴するかのような、アール・ヌーヴォー様式の門は、私達の身長をゆうに超えている。
高貴な白いレンガの外壁は、侵入者を拒むかの様な威圧感だ。
放たれるオーラにグッと息を飲み、全員で一歩を踏み出した。
「キャーー!!」
……早速下校中の生徒達に見つかってしまった。
「変な男の人がーー!!」
「あれ、ニューハーフよ!!」
一斉に飛び交う悲鳴。瞬く間に校門付近はパニック状態に陥る。
「おい。だからお前チョビヒゲ付けろって言ったんだよ」
蘭先輩が目を細めて、ため息を付きながら私を指差す。
「いや、どう考えても先輩達ですよ! 私は制服にニット帽被ってるだけですもん!」
私が反論していると、遠くから「おい!」と野太い声が聞こえた。
声を追って振り向くと、大柄の男性教諭がこちらに向かって一直線に走ってくる。
格式の高さを象徴するかのような、アール・ヌーヴォー様式の門は、私達の身長をゆうに超えている。
高貴な白いレンガの外壁は、侵入者を拒むかの様な威圧感だ。
放たれるオーラにグッと息を飲み、全員で一歩を踏み出した。
「キャーー!!」
……早速下校中の生徒達に見つかってしまった。
「変な男の人がーー!!」
「あれ、ニューハーフよ!!」
一斉に飛び交う悲鳴。瞬く間に校門付近はパニック状態に陥る。
「おい。だからお前チョビヒゲ付けろって言ったんだよ」
蘭先輩が目を細めて、ため息を付きながら私を指差す。
「いや、どう考えても先輩達ですよ! 私は制服にニット帽被ってるだけですもん!」
私が反論していると、遠くから「おい!」と野太い声が聞こえた。
声を追って振り向くと、大柄の男性教諭がこちらに向かって一直線に走ってくる。
