虹色研究部 - ニジケン -

「私、性格悪くなってきてるんですか!?」


「お前なぁ!」


蘭先輩は再び声を出して笑う。釣られた私も思わず吹き出してしまった。

そうして蘭先輩の貴重な笑顔を見上げていると、その額に突如赤い点が現れる。

私はピタリと動きを止めた。

これって……ドラマで見た事ある!


「蘭先輩! しゃがんで下さい!!」


「はっ? うわぁっ!!」


蘭先輩の肩を掴んで引っ張り、無理矢理しゃがませた。

その瞬間、ババババババッ!と弾ける様な連続音が響いた。続けて後ろの応援席から「キャー!!」と悲鳴が聞こえてくる。


「な、何だ?」


「蘭先輩! スナイパーに狙われてます」


砂埃が舞う中に、蘭先輩の驚いた顔が覗く。