虹色研究部 - ニジケン -

「トミーは運動神経抜群で、中学の時もバレー部でキャプテンだったんですよ! どのスポーツやっても上手くて!」


「ふーん。お前そんなに好きなのか、あいつの事」


「えっ?」


「そんなに嬉しそうな顔して話してたら、誰だってそう聞きたくなる」


蘭先輩は半笑いを浮かべている。

私……どんな顔してた?

急に恥ずかしさが込み上げてきて、自分の両頬にパンッと手を当てる。


そんな私を見て、蘭先輩はプハッと吹き出した。

余程ツボに入ったのか、口を手で押さえながら、クククッと肩を震わせている。