虹色研究部 - ニジケン -

「去年もやったんですか?」


「去年は紀香の居たチームが最下位だったから、紀香に罰ゲームやってもらったよ」


和田先輩は去年の出来事を思い出しているのか、サーッと血の気が引く様に顔色が悪くなる。


普段から悪魔の様な事を平然とこなす國枝先輩の考える罰ゲームなんだ。

きっととんでもないに決まってる。


「蘭先輩。が、頑張りましょう」


「あぁ」


「蘭と乃季はどっちも初参加だもんね。蘭の能力は大体把握してるけど、乃季のデータは全くないからなー」


私の足先から頭までにスッと視線を流した國枝先輩は、「ふむふむ」っと何やら顎に手を当て首を傾げていた。