かわいいあなたにマフラーを

秋穂はピンクのマフラーを巻いて、俺は茶色と白のしましまマフラーを巻いて、並んで歩く。

寒いけど、心は温かい。

「秋穂、好き」

歩きながらぽつりと突然言ってみると、秋穂はすぐさま顔を真っ赤に染めた。

「ま、真冬君って、時々すっごく大胆!
わたし、その度にビックリしてるんだよ?!」

そんなことを言いながらおろおろと恥ずかしがって、赤い顔をマフラーに埋める彼女が可愛くて可愛くて。

俺は学校の門をくぐった途端、彼女を抱きしめてキスをした。

「これからもよろしくね、大好き。
メリークリスマス、秋穂」

唇を離して笑いかけると、秋穂はあわあわとしながらも、うん、頷いた。