かわいいあなたにマフラーを

あまりにもアウェーだろう。
突然知らない5歳児の誕生日会に行くとか。

静谷、立花、瀬田は、うんうん、いい考えだ。と、すでに決定事項のように話しを進めているけども。

その律君も家族も、戸惑うだろうに。

「いいじゃん、行ってみれば?」

緑木が、後ろから話しかけて来た。
どうやら話しを聞いていたようだ。

「あ、緑木先輩、こんにちは」

立花が、ぴょこんと頭を下げて挨拶した。

「ああ、愛ちゃんの友達の……。
立花さんだね?
あと、瀬田君。
瀬田の弟だよね。
二人、学校中で有名だよね、知ってる」

緑木はふふっと笑った。