一緒にいた、守達も「それ」に気付いた。

「なんでヤツが…」



その視線の先には、教室に縛って置いたはずの化物。

飛頭盤がいた。

流石に今は、普通の人の姿になっていて直ぐには気付かなかったのだ。



今、彼ははローランド達と一緒にバーベキューをしている。


「…せっかく倒したのに…なんで自由になってるの?!」



「辺り前だがな」


その時、突然男の声がした。