幽霊学園

きゃああああああああ!!

突然、下の階から悲鳴が響き渡る。

「うわぁ!」

なんだ!

と中の理科室からも、驚いた様な声が響いた。

「な…何!?」

私は絵理子と顔を見合わせる。
絵理子の顔は驚きと不安に揺れていた。


ぎゃっぎゃっぎゃっ

その時、近くで不気味な声が響いた。

思わず、声のした廊下の方に視線を流すと、何か鳥の様な物が浮いていた。