蒼空の下を、キミと2人で

「ミスコン&ミスターコンを始めます!」



体育館の照明が消され、スポットライトだけになる。



ミスコンは断ろうと思ったけど…



「お願い!にこちゃん!!」



優空ちゃんのお願いだった。



優空ちゃんも出てたけど、どうしてもある女の子に勝てないのだそう。



「自分の力じゃないと意味ないってのはわかってるんだけど…」



足を踏まれたり、制服を隠されたり、嫌がらせが激しいらしい。



「だから、お願い!



私の代わりに勝って!」



「…わかった。



やってみる!」



名前は森本真子ちゃん。



見たら…



蒼と腕を組んで歩いてったあの子だった。



これは、ますます負けたくない!



「あらー、蒼の彼女じゃん!



蒼も出るってよ」



蒼も!?



「今回、私に負けたら、にこちゃん、あなたは蒼と別れなさい!」



なんでそんなこと言われないといけないんだろう。



「じゃあ、私が勝ったら?」



わざと強気で言ってみた。



「蒼のことは綺麗さっぱり諦める」



絶対勝たなきゃ!