蒼空の下を、キミと2人で

「母さん、父さん、にこのお母さん、にこのお父さん。



俺たち…」



蒼が私の肩に手を回して、引き寄せた。



「結婚、することにしたから」



息を飲む4人。



最初に口を開いたのは、蒼のお母さんだった。



「蒼!?



何考えてるの?



結婚なんてそんな簡単にできるものじゃないのよ!?」



蒼が反論した。



「なんで?



いつも言ってんじゃん。



俺ら、もう子供じゃない。



自分のことぐらい自分で決めるって」



蒼のプチお説教が始まりそうになった時。



「まぁまぁ、由紀ちゃん。



この子たちの意見も聞いてあげましょう」



お母さんだった。



ここで、蒼のお父さんが口を開く。



「にこちゃんは、どうしたいんだ?」



「私は、蒼と結婚、したいです」



「そうか」



蒼のお父さんは、蒼のお母さんのほうを向いた。



「まぁ、いいじゃないか。



浩二さんはどうです?」



私のお父さんはビクッとした。



「私は、にこと蒼くんがしたいようにすればいいと思います」



「そうね…



私は、いいわ。



咲ちゃんは?」



お母さんが答える。



「ぜひ!」



なんとか丸く収まって、よかった。