Disposable

マリオンの刺突!

バニングはこれをナイフで捌く。

だがマリオンは、マチェットを持っていないもう片方の手でバニングを引き込み、顔面に頭突き!

意表を突いた攻撃によろめくバニング。

その隙に、マリオンの袈裟斬り!

「ぐぁっ!」

バニングの胸に血が滲んだ。

皮一枚斬られた程度。

致命傷ではない。

「踏み込みが浅かったか」

マチェットについた血を舐め取りながら、マリオンが笑う。

…バニングには分かっていた。

さっきのは、浅かったのではない。

故意に踏み込みを浅くしたのだ。

浅い傷を無数に負わせる。

そうする事で、バニングを嬲るつもりなのだ。