Disposable

本人の望む望まないにかかわらず、バニングがランキング3位になった事で、周囲は様々な反応をする。

尊敬の念を送る者、食事の賭けの対象にする者。

これらはまだ害もなく可愛い方だ。

性質が悪いのは、バニングのいるナンバー3の座を狙ってくる者達だ。

ランキングで上位にいるという事は、自己満足だけではなく、食事を分け与えられたり、他の受刑者達から一目置かれたり、メリットも多い。

その為、ナンバー3以下の受刑者、そして自らのポジションを守ろうとするナンバー1の受刑者達までもが、バニングを狙ってくる。

「…迷惑な話だ」

バニングはベッドに横になり、溜息をつく。

「気を付けた方がいいぜ、バニング」

ヒューが言った。

「アンタの意思に関係なく、アンタを殺してでもナンバー3の座を奪おうって奴は、大勢いるんだ」