汚れ仕事はお互い様とはいえ、下衆な商売をするアウトカムズ社は、ゴースト率いるデュラハン社も鼻についていた。

『デュラハン社も出来る限りの事は協力する。Disposableがもしアウトカムズ社を壊滅させる事が出来たなら、報酬を出すが、どうだ?』

「報酬とは?」

『今後、武器弾薬が必要な際には、デュラハン社が融通するって事でどうだ?』

つまり大手PMSCsが、Disposableの後ろ盾に着くという事だ。

「業務提携か、悪くない」

バニングはニヤリと笑った。