「延珠…お前さんのケガで
歌ったり踊ったりしたら
命の保証はない。」




おじいちゃんはあたしに
再確認してきた。




『あたしは絶対に死なない。』




「獅狼?延珠を信じてみようじゃないか。」





おじいちゃんがそう言うと
獅狼は頭をワシャワシャと掻いた。




「わかったよ。」



『獅狼…』




「その変わり絶対に死ぬなよ?」




あたしは強く獅狼にうなづいた。