そこにはヒカリとジュンがいた。



「本当に心配したんだからね?」




あたしに抱きついて泣くヒカリ。




『ごめんね?』



「メンバーも心配してた。
でも延珠が頑張ってたのは
ドリームのためなんだよね?
みんなも言ってたよ?
延珠に頼りすぎてたって…」




ヒカリはそこまで言うと
ノートパソコンを開いて見せた。
ドリームの公式ページを
ヒカリが開くとそこには
たくさんの人からあたしへの
メッセージが書かれていた。



《早く延珠ちゃんの元気な姿が見たいです》




《あんまりムリしないで!》




《延珠大好き》




あたしはそのメッセージを見て
うれしくなった。