鈍感な君へ

「ばあちゃん」




検査のため一日入院してる、
俺の唯一の信頼できる家族の元に
やって来た




「おや、晴樹」






俺が病室に顔を出すと
ふわっと優しく笑う




昨日よりも顔色は幾分ましなようだ




「こんにちわ」





そして俺の後ろにいた彩奈も
ひょこっと顔を出す




「あら、また来てくれたの?」





嬉しそうなばあちゃんの顔に
自然に頬が緩む





ばあちゃんの嬉しそうな顔を見るのが
俺にとっても嬉しいことだった







「じゃあ俺、先生と話してくるは」





2人を病室に残し俺は呼ばれていた
診察室に向かった




   「失礼します」