「ほら、もう寝ろ」


そう言って、私に瞳を閉じさせるようにゆっくりと手を置いて目の前を真っ暗にさせた。


彼の体温と相まって、とても安らかな気持ちになって。心地好くなってきて。


「颯真…」


「んー?」





「好きだよ」