声のするほうを見ると、そこには・・・ 亮先生がいた。 「服部さん!!!」 真っ赤な顔の亮先生。 初めてみた。 「あっ!!!」 思わずお母さんが口に手を当てた。 「もしかして、武田先生に聞かれたのですか?」 お母さんはうなづいた。 「あ、でも、そんなようなことを言っていただけで。 そうだったか、確かじゃ、、、、ないわ・・・。」 慌ててそういい返したが、その会話からは、あながち嘘ではないようだった。 私は亮先生を見ていいのかわからず、目を伏した。