そこにいた


すぐに武田先生が駆け付けてくれた。






パジャマを脱がされ、上半身裸になっていたけど、そんなことも気にならないくらい、私は泣き喚いている。






まるで、自分じゃないみたい。






「ごめんなさぁい!!!






ごめんなさぁい!!!」






「大丈夫だからね、綾ちゃん。






ゆっくり呼吸してね。」






そういうと、あらわになった私の胸に武田先生は静かに聴診器を当てた。





気持ち悪い・・・・・・。





「吐きそう?」






それに気付いた武田先生が声をかけてくれる。





私か頷くと、看護師さんに容器を口元に置かれた。






「オエッ!!!」






もう出ないのに。苦しい。







私は看護師さんに背中に被された毛布に包まりながら、吐きつづけた。






しばらくして落ち着くと、服を着て仰向けになった。