「じゃあ、ここで呼ばれるのを待ってるんだよ。
途中で何かあれば、近くの看護師さんに言うか、僕の診察室が2番だから、ノックしてね。
僕が診てあげたいけど、誰になるか分からないから。
じゃあ、行くね。」
私は武田先生に言われた言葉をもう一度頭の中で繰り返して理解したあと、頷いた。
武田先生が取ってくれた番号は15番。
早く病院に来たけど、私たち以上に早くきた患者さんはたくさんいた。
はぁ。私の体、大丈夫かなぁ。
いつもの風邪よりも辛いし、息する度に胸が痛むよ。
そんなことを考えながら、待合のソファで上半身だけ横になった。
寒い・・・・・・。



