私、小泉 美穂!

高校1年生です。

スポーツや、勉強もあまり得意じゃない
けど私には好きな人がいます。

その人は隣のクラスの男子。

吉川 洋介 君。

明るくて頭がいい。

スポーツが得意見たい!

私には縁が無いだろうなぁ。

そう考えているとポンッと肩を誰かが

軽く叩いてきた。

振り返るとそこには

幼馴染みの男子の入谷 優 がいた。

……私は、あまり優が好きではない。

うるさいし、すぐに馬鹿にしてくる。

私は無視をして数学の課題をしていると

優が私の前の席に座り話し掛けて来た。

『んだよー。無視しやがってー』

口を膨らませてこっちを睨んできた。

そして、私の頬をぐい~とひっぱった。

私は、少しイラッとして言う。

「…もう!止めてよね!?気安く触んないでよ!」

私はそう言ったあとバンっと机を叩いた。

続きます。