らぶぱにっく!

『実央…、私ね葉くんのこと好きなの。』





『へ?あ、葉さんね。いい人だもんね。』






『…うん。だけどね、竜二と喧嘩したら楽しくない。つまんないの。』






『…私も駿いないとつまんない。』







『…謝り、』






『行こっか。』







実央と顔を見合って笑った。
きっとあのふたりは昼休み屋上にいるはずだから。






《ガチャッ》







『…実央ちゃん!』






『…駿。あの、ごめんね?私、もうすぐ私の誕生日なのに駿そんな素振りなくて…怒っちゃったの。ごめんなさい。』






『…実央ちゃん。ううん!僕もごめんね!』







そう言って2人はニコニコお互いを見つめあっている。


超気まずい。







『…なんだよ。無視女。』







『なっ…!…じゃなくて。その、竜二…ごめんなさい。』






『…は?』






『…朝も竜二から話しかけてくれたのに…バカとか言っちゃったし。本当は竜二いないとつまんないの。』





『…ま、別にいいけど。俺もごめんな。緋芽いないとつまんねーわ。』







竜二は八重歯を見せてにやっと笑うと、私の頭をクシャっとなでた。







『今日はどっか寄って帰る?』







『あー、今日私葉くんから買い物付き合うように言われてるの。だから3人で…』





『カップルの中にいれるほど勇者じゃねーよ、俺も。俺もパス。』






そして、久々に竜二と家に帰ることになった。