先生、あのね…




携帯、出さないで……。




もう、見たくない。


私の番なんていくら待ったって訪れやしないんだ。


唇を噛み締めながら、涙を堪えながら。


だけど私はその景色を堪えきれずに先生に背中を向けて階段を降りた。