先生の部屋に入ると、狭い和室だった。 「先生、あの……ごめんなさい……」 先生は何も言わずスタスタと窓際まで行き、窓を開ける。 ひんやりと冷たい風が頬を伝う。 それが余計に緊張感を増した。 「こっち来てみ、ほらここ」 先生は肘をついて夜空を見上げていた。 私も先生の隣に立ち、窓辺に手を置く。