先輩が私の顔を見る日。

そのために来ただなんて、気持ち悪いって思われちゃうかな...?


はぁ、とため息をつくと、昇降口に向けて歩き出した。


...って、なにあの集団。


私の目線の先には、20数人の女子で形成された塊があった。


ー…そういえば、聞いたことあるな...


「不自然な女子の団体の中には大抵絶対のプリンスがいる」


...って。


お姉ちゃん、絶対のプリンス…じゃない、理翔先輩と同い年だもんな…


絶対近寄りたくないって言ってたけど。


あんなに優しくて(一度しかあってないけど)カッコイイのに...


...顔、見たいけど...あの集団に入っていく勇気はないな...諦めよ。