「今の僕と同じ? どういうことだ? 青木」 僕はさっぱり分からない。本当に。嘘では決してない。 「はあ? お前…」 青木は、小学校時代からいつもこうだ。僕が何か聞いても、肝心なことは答えない。 困ってしまうよ。分かってるなら、言えばいいのに。何で言わないのかな。