「浦上…」 席に着くなり、青木に呼ばれる。何だかニヤけている。 若干不気味だっていうのは、まあ言わないほうがいいね… 「おっ、青木か。どうした?」 鞄を机に置く。 「どうしたはお前だよ」 「は?」 いったい何の話をしているのだ? 青木の言ってること、よく分からない。 それに、疑問に対して疑問で返されてしまっては、話がこんがらがってしまうんだけど…